資格試験/第二種電気工事士試験

資格試験

第二種電気工事士試験 †

受験前のステータス †

• 電気工事の実務経験無し
• 電気工事の道具無し
• 工学系の学位有り
• 最短取得を目指す

準備したもの †

筆記試験対策 †

• 学習期間 12 時間
• 参考書 "ぜんぶ絵で見て覚える第2種電気工事士筆記試験すい〜っと合格" を使用
• "第6章 電灯配線と複線図" を除き、すべて目を通す。規格、法令はすべて暗記
  • 得意不得意に依存するが、筆記試験の時点では"第6章 電灯配線と複線図" は学習コストが高く、切り捨て。
• 過去問題 必須 180 選を 2 週実施。答えをすべて暗記。

技能試験対策 †

• 学習期間 16 時間
• ホーザン(HOZAN) 電気工事士技能試験 工具セットに付属の DVD を使用
• DVD 中に各部品の取り付けポイント、欠陥ポイントの解説があるため、一通り目を通す
• 筆記試験では切り捨てた複線図を技能試験対策時に学習
  • 複線図が正しく書けていれば作品の組み立ては機械的にサクサク進められる
• 複線図の作成に 5 - 10 分、作品の組み立てに 20 - 25 分、最終チェックと余剰時間が 5 - 10 分程度 (、試験時間 40 分の終了後、作品の振り返りに 10 - 20 分)
  • 候補問題を 1 回練習するごとに約 1 時間かかる
  • 練習していくうちに、候補問題を 6 題ぐらい実施した頃には慣れてくるため、複線図を書いたうえで組み立て時に不安に思う箇所がない候補問題は練習無しでも OK
  • なお、実技試験の 40 分は絶妙な時間で、ミスによる手戻りが発生した場合に時間オーバーとなる可能性が大いにあるため注意

複線図 †

• 書く順序

1. 接地側電線から 電灯とコンセント
2. 非接地側電線から スイッチとコンセント
3. 電灯とスイッチ

• メモ
  • 心線数 3 のケーブルの複線図は、真ん中に設置側電線を書く
  • コンセントは施工条件に向きはない (極性はある) ものの、候補課題については原則は左に接地側 (W) を書くと良さそう
  • スイッチはランプ、コンセントに近い極に向ける

技能試験の作業ポイント †

VVF ケーブル †

• 10cm ストリップ
• 渡線として使う場合、VVF1.6 を 5cm ほどカットし、心線を使用する

VVR ケーブル †

• 10cm ストリップ

EM-EEF ケーブル †

• 端を折る (抜けやすいため?)
• 10cm ストリップ

コンセント・スイッチ †

• 取付枠に上下がある
• ケーブル外装 : 10cm ストリップ
• 心線被覆 : 1cm ストリップ

端子台、配線用遮断器 †

• ケーブル外装 : 5cm ストリップ
• 心線被覆 : 1cm ストリップ

ランプレセプタクル †

• ケーブル外装 : 5cm ストリップ
• 心線被覆 : 2cm ストリップ
• ののじ曲げ : 心線被覆から 3mm 先を 90 度曲げたのち、先端を持ち時計回りにのの字曲げをする
• 台座を通す

露出型コンセント †

• ケーブル外装 : 3cm ストリップ
• 心線被覆 : 2cm ストリップ
• ののじ曲げ : 心線被覆から 3mm 先を 90 度曲げたのち、先端を持ち時計回りにのの字曲げをする
• 台座を通す

引っ掛けシーリング (角型、丸形共通、長さゲージあり) †

• ケーブル外装 : 2cm ストリップ
• 心線被覆 : 1cm ストリップ

差込形コネクタ (長さゲージあり) †

• 心線 : 1.2cm (心線被覆を 2cm ほどストリップするとよい)
• 先端に心線が見えるまで、しっかりと差し込む

リングスリーブ †

• 端が広がっているほうが下、心線被覆を噛まないように、心線被覆から 2mm 離した状態で圧着する (逆に 10mm 以上離れると欠陥)
• 圧着マークが出ていることを確認する
• ケーブル外装は 2cm 以上残す (元々 5cm ストリップする)
• 心線被覆は 2cm ストリップする

• メモ
  • VVF1.6 => 太さ 1.6mm、断面積 2 mm^2
  • VVF2.0 => 太さ 2.0mm、断面積 3.5 mm^2

• 断面積合計 8mm^2 以下 => リングスリーブ 小 印字
  • 更に小さい 4mm^2 程度は 〇 印字
• 断面積合計 8mm^2 超 => リングスリーブ 中 印字
  • 更に大きい 14mm^2 超は 大 印字、16.5mm^2 超は P 型