#author("2017-12-16T15:35:40+00:00","default:msmu","msmu")
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***TYAN Toledo i3000R (S5191), S5191G3NR [#f0bce477]
T-ZONEで2010年の年始にJUNK品として売り出されていたTYAN製のサーバ向けマザーボード。~
http://www.tyan.com/product_board_detail.aspx?pid=343
-対応CPUの謎~
折角のサーバ向けのマザーボードなのでコンシューマ向けのCore 2 Quadでは無く、XeonのQuad Coreを載せてみたいという願望から調べ始めた泥沼な記録。
--TYANのHPには、[[マザーボードの対応CPU一覧表>http://www.tyan.com/support_download_cpu2.aspx?socketid=6]]がある。一覧表によると、i3000RではQuad Coreは一切対応していないらしい。それだけなら何も疑うことは無いが、同じくTYANの製品であるサーバベアボーンのTank GT20 (B5191)はi3000Rを採用しており、[[サーバベアボーンの対応CPU一覧表>http://www.tyan.com/support_download_cpu3.aspx?socketid=6]]には、Quad CoreのIntel Xeon X3210やX3220に対応していると書いてある。単純に対応CPU一覧表が古い可能性も否定できないが、少々謎である。
--さらに謎なのは中国のTYANのHPの、[[マザーボードの対応CPU一覧表>http://www.tyan.com.cn/support_download_cpu2.aspx?socketid=6]]には、Intel Xeon X3210とX3350に対応していると書かれている。この対応表にX3220が書かれていないのも気になるが、そもそも論でX3350はFSB 1333MHzなので、i3000Rでは動かない可能性が高い。
--また、海外のサイトで[[CPU-Upgrade>http://www.cpu-upgrade.com/index.html]]という、各メーカのマザーボードがどのようなCPUに対応しているかを調べられるページがある。そのサイトで[[i3000Rが対応しているCPU>http://www.cpu-upgrade.com/mb-Tyan/Toledo_i3000R_%28S5191%29.html]]を調べてみると、X3210とX3320-X3350まで対応していると書かれている。でも謎なのがFSBやキャッシュサイズが書かれているFeaturesの項目が白紙なこと。凄く怪しい。
--気まぐれにi3000Rの英語のHPと中国語のHPを比較してみると、ダウンロードできるBIOSのバージョンが違うことに気づいた。Quad Coreには対応していないと言っている英語のHPでは最新がv1.06で、中国語のHPではv1.05が最新である。きっと最新BIOSでは何らかの原因でBIOS側で対応しているCPUが少ないのだろう、という仮定を基に[[Intel Microcode List>http://www.geocities.jp/ct35z/index.html]]というソフトウェアを用いて、BIOSに含まれているインテルCPUマイクロコードアップデートを調べてみると、v1.06ではv1.05と比べ対応CPUが逆に増えている。さらに謎。
--"Toledo i3000R + Xeon X3220"みたいなキーワードで色々検索をかけてみると、そのような構成で販売されている事例が2件見つかった。
---http://forum.webhostlist.de/forum/marktplatz-suche/93168-erledigt-al-ss-1he-19-kaufserver.html
---http://sklep.parser.com.pl/product_info.php?cPath=53_152&products_id=1239
--不安が尽きないが、勢いあまってXeon X3220を購入。結果、BIOS v1.05で正常に認識され、Windows XPのインストールに成功。prime95にて約20時間のStress Testingもパス。
**[[サーバ>コンピュータ/サーバ]] [#x992fd22]
-サーバの構築や整備の記録など

**トラブル [#i2c36849]
***VIA製チップセットのSATA 3Gb/s互換問題 [#ga90e550]
-先日に日立製のDeskstar P7K500シリーズの250GBモデル(HDP725025GLA380)を購入した。1プラッタ250GBの一枚プラッタということで、従来使用していたものと比較してもアクセスも素早く、OS用のハードディスクとして快適に動作している。今回の記事はこのハードディスクを購入し装着したときに発生したトラブルについて。
-購入した日立製のハードディスクはインターフェイスにシリアルATA 3Gbpsを採用しているが、私の使用しているAbit AX8というマザーボードは1.5Gbpsまでの対応となっている。規格上3.0Gbpsは1.5Gbpsとの互換があるとされているが、いざ取り付けてみるとBIOSから一切認識されないのである。最初は接触不良を疑ったが問題なく、他に思い当たる節が無いので色々と調べてみると、Wikipediaに原因となる事例が紹介されていた。
-[[Serial ATA - Wikipedia, the free encyclopedia>http://en.wikipedia.org/wiki/Serial_ATA#SATA_1.5Gb.2Fs_and_SATA_3Gb.2Fs]]

 According to the hard drive manufacturer Maxtor, motherboard host controllers 
 using the VIA and SIS chipsets VT8237, VT8237R, VT6420, VT6421L, SIS760, 
 SIS964 found on the ECS 755-A2 which was manufactured in 2003, do not support 
 SATA 3Gb/s drives

-つまり、VIA製チップのVT8237,VT8237R,VT6420,VT6421LとSIS製チップのSIS760,SIS964及び2003年に製造されたECS 755-A2にて、SATA 3Gb/sのハードディスクが認識されない問題があるとのこと。
-これに関してSeagateとMaxtorではハードディスク側のジャンパピンによる強制的な動作モード変更が可能となるように対応をしたが、今回購入した日立製のハードディスクにはジャンパピンすら存在していない。
-その場合の対応策の一つとしてHitachi Feature Toolという日立製のアプリケーションによりハードディスクの動作モードをソフトウェアから変更を行うということにより問題を回避することも可能であるが、そもそもBIOSから認識すらしないハードディスクに対しては効果が無い。
-結局、保守パーツとして保管しておいた玄人志向のSATA2RI2-PCIeを開封し、そのインターフェースボード経由でOSの再インストールを行うことにより解決をした。(ちなみにこのボード経由でもFeature Toolにて認識を行うことが出来なかった)
-現在ではこれらのチップは型落ちとなってしまっているが、中古マザーボードなどでパソコンを構築する際には要注意。


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